これから「キャンプを始めるぞ‼︎」と思っている方、あるいは「キャンプをやってみたい」などと思っている方々にとって最初の壁は道具を揃える事だと思います。詳しい人にどんなアイテムがいいか聞いたり、雑誌やネットで見たりと色々調べているのではないか思われますが、種類が沢山あり過ぎてよくわからないなんて事になりませんか。一概に道具と言っても、各メーカーから色々な方向性を考慮し、人それぞれのキャンプスタイルに合わせた道具が開発いる訳で、人によって「良い」と思うアイテムが変わってくるものです。
最初はその「自分に合っている道具」の判断が中々難しいと思います。
そこで、そんな迷いをなくす為に、基本的な道具の分類(種類)分けをし、解りやすく解説します。
それによって、自分の目的やキャンプスタイルに合った道具を見つけ、楽しく快適なキャンプライフを過ごせていただければと思います。
では、早速…
------------------------------------------------------------------------------------------
今回は、「シュラフ」について特集したいと思います。
是非参考にしてみて下さい。
形や使える温度帯、中綿の材質等
色々ある中でシュラフを選ぶ基準とは。
水辺や山の麓、高原にあるキャンプ場は夏場であっても夜の気温は想像以上に下がります。
街中と同じような感覚で考えていると辛い思いをする事もありえます。
予想される気温に合わせたシュラフを選ぶ事がとても大切です。
◆封筒型シュラフ

●長所
オートキャンプで一般的なのが長方形の封筒型シュラフ。
圧迫感が少なく布団に近い寝心地で初めての方でも安心。
連結ができるモデルが多く、2本を繋げ合わせて2〜3人で寝るなんてこともできます。
●単所
封筒型は中が広い反面、綿量が多くなり収納時のサイズは大きくなってしまいます。
また、肩口が大きく開くので寒い季節への対応は難しいです。
対応可能な季節は春〜秋(気温5℃程度まで)位までが目安と割り切って考えておいたほうがよいでしょう。
◆マミー型シュラフ

●長所
封筒型と比べて余分な綿が少ないので収納がコンパクト。
余分な空間が少ないので少量の綿で暖かさを出せます。
更に軽量コンパクトを求めている場合はダウンがオススメ。
頭まで覆ってくれるので寒い季節にもオススメ。
●単所
スリムで体にフィットする形は圧迫感を感じる人も。
内部が狭くなることで温度コントロールが難しくなりがち。
登山等で使われることが多いので「コンパクト・軽量」に作られることが多く、
封筒型に比べて高額になりやすい。
------------------------------------------------------------------------------------------
いかがだったでしょうか。
キャンプの夜を快適に過ごすには、やはりシュラフの快適性が重要になってきます。朝、起き抜けで体に痛みを感じたり寝就きが浅かったりしたら、せっかくのキャンプも台無しになってしまいますよね。
そうならない為にもシュラフ選びには、まず使用する季節やその時期の気温などを考え、どのようなシュチエーションで持参するのか、またシュラフ選びに対して何を重視するのかなどを検討し、ご自身の目的にあったモノを選びましょう。
キャンプ道具は皆そうですが、シュラフも決して安い買い物ではありません。
しっかり考えて納得のできるモノをみつけてください。。
お気に入りのシュラフを持って、楽しく快適なキャンプライフを過ごしましょう。
コメント