
アウトドアブームの広がりにより、一人でのキャンプ「ソロキャン」を楽しむ人も増えました。
YouTubeでは、芸人のヒロシさんが投稿しているソロキャンの様子が面白いと話題にもなりましたよね。
これからソロキャンプをスタートさせる方にとって、テントは必須アイテムですが、形も様々でどれを選ぼうかと悩んでいませんか?
そこで今回は、設営が簡単でありながら、硬派なイメージの見た目もかっこいいパップテントをご紹介します。
他の形のテントと比較して、メリットやデメリットについてもご紹介しますので、ソロキャンプで使用するテント選びで悩まれている方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♪
パップテントとは?

パップテントとは、アメリカ、ドイツ、フランスなどの軍隊で使用される軍用テント。
軍用テントなので雨風にも強く、シンプルかつミリタリーな雰囲気の良さが特徴です。
また、使用している素材によって、軽かったり燃えにくかったりと個性が出るので、どんな使い方をしたいかをイメージしてから選ばれることをおすすめします。
パップテントと他のテントの違い

「おしゃれなパップテントに憧れるけど、使い心地はどうなの?」という点も気になりますよね。
そこでまず、パップテント・ドーム型テント・ワンポールテント・吊り下げ式テントを比較して、簡単に表にまとめてみました!
パップテント | ドーム型テント | ワンポールテント | 吊り下げ式テント | |
---|---|---|---|---|
価格相場 | 10,000円〜 | 3,000円〜 | 6,000円〜 | 7,000円〜 |
軽さ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
収納のしやすさ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
組み立てのしやすさ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ |
メリット | ・使い方に応じて カスタムできる ・組み立てが簡単 | ・風に強い ・価格がお手頃 | ・おしゃれなデザイン ・組み立てが簡単 | ・風に強い ・組み立てが簡単 |
デメリット | ・メッシュ部分や底面がない ・室内の高さが低い | ・組み立てが難しい ・室内の高さが低い | ・寒さに弱い ・雨風に弱い | ・テント上部のスペースが狭い |
※価格相場は、楽天市場より最安値商品のおおよその金額を算出しています。
このように、組み立てやすさや雨風への強さなど、テントの種類によって大きく異なります。
最初にお話ししたように、パップテントは元々軍用のアイテムですので、収納力や組み立てのしやすさには長けています。
一方で、燃えにくい生地が使われていたり、ナイロンではなく布を使用していることも多く、重いといったデメリットも…
しかし今ではパップテントのデザイン性の高さは維持しつつ、ポリエステルを使用したアイテムも数多く販売されており、軽さを重視したい場合には素材に注目してアイテムを選ぶという方法もあります。
デザインを気に入ったテントでソロキャンプを楽しみたい方や、とにかく組み立てが簡単なものを選びたい方には、パップテントがおすすめです。
ソロキャンプにおすすめ ! 楽天・アマゾンで人気の一人用パップテント8選
それではここからは、楽天・アマゾンで人気の一人用パップテントをいくつかご紹介します。
【豊富なオプションでこだわりのソロキャンプ】フィールドア(FIELDOOR) パップテントTC320

フィールドア(FIELDOOR) パップテントTC320は、シーズンや使い方に合わせて様々な使い方ができるのが特徴です。
まず、パップテントのデメリットである底面の問題ですが、こちらにはインナーテントが付属されているため、その上にコットを入れて使用することができます。
夏場には虫から身を守れますし、広さを重視したい場合にはインナーテントを外してフライシートのみの使用も可能です。

また、テント本体には遮光性・難燃性・耐久性に優れたコットンとポリエステル混合のT/C素材を使用しているため、焚き火の際にも火の粉の影響を受けにくい作りになっています。
キャンプの醍醐味とも言える、焚き火を楽しめるのは嬉しいポイントですね◎
アルミテントポール・グランドシート・サイドシートは、オプションとして購入できます。
まとめて購入するとお得な金額で購入できるので「スペースを有効活用したい」「目隠しを作ってプライベート空間を作りたい」などお考えの方は、セットでの購入をおすすめします。
サイズ | 本体サイズ : (約)320cm×210cm×130cm インナーサイズ : (約)200cm×105cm×120cm 収納時 : (約)73cm×20cm×20cm |
重さ | 約7.5kg |
材質 | ・フライシート : ポリエステル65%、コットン35% ・インナーテント: ポリエステル ・グラウンド : ポリエステル ・ポール : スチール ・ペグ : 超々ジュラルミン (A7075系) |
耐水圧 | 428mm |
付属品 | ・テント本体×1 ・インナーテント×1 ・ポール×2 ・ペグ×12 ・ロープ×4 ・専用収納バッグ×1 ・取扱説明書(日本語) |
【ミリタリーテイストがオシャレ】BUNDOK ソロベース TC/BDK-79

フライ部分にポリエステルとコットンの混紡生地を使用しており、夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴のBUNDOK ソロベース TC/BDK-79。
もっと手軽にアウトドアを楽しんで欲しいとの思いから、組み立ての簡単さとリーズナブルなお値段、収納性の高さを意識して設計されています。
フライ部分には火の粉に強く、撥水性に優れたコットン混紡生地を使用。
焚き火の際はもちろん、急な雨にも安心です◎

インナー部分には、メッシュ素材を使用することで、通気性と虫除け効果を両立させています。
見た目だけでなく、より快適な空間で過ごしたい方におすすめのアイテムです。
サイズ | フライ:W360xD190xH110cm インナー:W190xD85xH100cm 収納サイズ:(約)W40xD20xH20cm |
重さ | (約)4.4kg |
材質 | ・フライ:コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%) ・インナー:ポリエステルメッシュ ・フロア:ポリエステル・フレーム/アルミ合金 |
耐水圧 | ー |
付属品 | ・ペグx18 ・ロープx6 ・エンドキャップx2 ・収納ケースx1 ・取扱説明書 |
【様々な形に変えて楽しもう!】OneTigris ROC SHIELD 炎幕 パップテント 軍幕

OneTigris ROC SHIELD 炎幕 パップテント 軍幕は、サイドをジッパーで開閉でき、様々な形に変化させることができるパップテントです。
サイドはジッパーで開閉すれば、テーブルを置けるほどのサイズになるので、炎天下や雨天時にも快適に過ごすことができます。




このようにアレンジの幅が広いため、山、海、川など様々な場面で活躍してくれることでしょう。
行き先に関わらず重宝するので、一つ持っておいて損のないアイテムだと言えますね。
また、室内環境が広いと口コミ評価も高いので、より室内の居住性を求めたい方におすすめのパップテントです。
サイズ | 折りたたみ:58cm×15cm ×15cm セットアップ:(製品ページの画像を参照) 調節可能な高さ:125cmまたは160cm |
重さ | 3.25kg |
材質 | 75Dナイロン生地(防水加工)、YKKジッパー、アルミ合金アクセサリー |
耐水圧 | 1500mm |
付属品 | ・OneTigris ROC SHIELDブッシュクラフトテント× 1 ・テントペグ×14 ・ガイライン×10 ・テントポール×4 ・スタッフサック×1 |
【耐水性を重視するならコレ!】アンプラグドキャンプ HYDE(ハイド)

隠れる、隠れ家的な意味合いも持つhide(ハイド)から名付けられたアンプラグドキャンプのHYDE(ハイド)。
その名の通り、他のアイテムとは一線を画するデザイン性の高さに、惚れ惚れとしてしまいますね。
そしてこのパップテントを手に入れたならば、他のアイテムもブラックで揃えたくなってきます…
カラーはブラック・コヨーテタンの2色で、SNSにはスタイリッシュなキャンプ風景を投稿している人も多数いますので、ぜひSNSからイメージを膨らませてみてくださいね。
「#unpluggedcamp」「#アンプラグドキャンプ」などのハッシュタグで検索すれば、いろいろな口コミがチェックできます◎

デザイン性が高いと、ついつい機能面で劣るのでは?と考えてしまいがちですが、アンプラグドキャンプのHYDE(ハイド)は機能面も優れているんです。
中でも耐水性は抜群で、耐雨量は4000mm。
もちろん、温度差が大きくなれば結露は発生していまいますが、雨天時には大活躍するアイテムなのです!
サイズ | 幅210cm×奥行120cm×高さ115cm×入口窓開封時の雨よけ部分の長さ140cm |
重さ | 約1.5kg |
材質 | 300Dポリエステルオックスフォード |
耐水圧 | 4000mm |
付属品 | ・テント本体 ・コンパクトポール連結式ジョイント改良版 合計ポール4本 ・収納袋 ・説明書 |

【設営の手軽さならコレ】Hilander(ハイランダー) ハンガーフレームシェルター クロシェト スタートパッケージ HCA0365SET

ソロキャンプ初心者で、設営に不安を感じている方におすすめなのが、Hilander(ハイランダー) ハンガーフレームシェルター クロシェト スタートパッケージ HCA0365SET。
2つのA型フレームを連結した構造で、パップテントでは珍しい自立式を実現しました。
非常に手軽に組み立てられるので、アウトドアはもちろん、お庭でのちょっとしたキャンプごっこなどにも使えますね。

フロアレスを活用したスタイルで自然を感じながら過ごすのも良いですが、やっぱり虫よけは欲しいという方のために、インナーテントもセットになっています。
インナーテントもポールに吊り下げるだけですので、日中はインナーテントなしで、就寝時に取り付けるなんてことも可能です。
状況や環境の変化に、臨機応変に対応できるのは、活躍の場が広がりそうですね。
サイズ | 本体:約W280×H110×D160cm、約130cm(キャノピーポール) 本体収納サイズ:約W50×H16×D16cm インナーテント:約W200×H105×D85cm インナーテント収納サイズ:約W38×H8×D8cm |
重さ | 本体:3.53kg インナーテント:680g |
材質 | 本体:190T/68Dポリエステル インナーテント:190Tポリエステル(本体生地、収納袋)、150Dオックスフォード |
耐水圧 | 2000mm |
付属品 | ・メインフレーム ・ガイロープ(4本) ・ペグ(14本) ・キャノピーポール(2本) ・メインフレーム用収納袋 ・ペグ用収納袋 ・本体収納袋 ・専用インナーテント |
【UVカット・高耐水と機能面も充実】フィールドア(FIELDOOR)パップテント320

夏時期のキャンプで気になる紫外線…
頻繁に日焼け止めを塗らなきゃと思いながらも、ついつい忘れてしまうんですよね。
そんな方におすすめなのが、遮熱効果のあるシルバーコーティング加工を施したUVカット+高耐水のポリエステル素材を使用したフィールドア(FIELDOOR)のパップテント320です。
一番最初にご紹介したフィールドア(FIELDOOR) パップテントTC320と同様、コットも入る吊り下げ式のインナーテントも付属されていますので、居住性の高さも心配無用です!

フィールドア(FIELDOOR)のパップテントは、元々広めな設計なのですが、二又ポールを使用することで、有効スペースを増やしています。
ちょっとした荷物を置く場所としても使えるので、より快適に過ごすことができますね。
アルミテントポール・グランドシート・サイドシートは、オプションとしても販売されており、お得な割引が受けられます!
より快適さを重視したい方は、パップテントとまとめての購入をおすすめします。
サイズ | 本体サイズ : (約)320cm×210cm×130cm インナーサイズ : (約)200cm×105cm×120cm 収納時 : (約)73cm×20cm×20cm |
重さ | 約5.6kg |
材質 | ・フライシート : ポリエステル ・インナーテント: ポリエステル ・グラウンド : ポリエステル ・ポール : スチール ・ペグ : 超々ジュラルミン (A7075系) |
耐水圧 | 1,500mm以上 |
付属品 | ・テント本体×1 ・インナーテント×1 ・ポール×2 ・ペグ×12 ・ロープ×4 ・専用収納バッグ×1 ・取扱説明書(日本語) |
【シーンに合わせて形状変化】BUNDOK(バンドック) ソロ ベース EX BDK-79EX

夏は涼しく、冬は暖かいポリエステルとコットンの混紡生地を使用したフライが特徴の、BUNDOK(バンドック) ソロ ベース EX BDK-79EX。
水と汚れに強く、通気性も良いので結露しにくく、シーズン問わず扱いやすいパップテントです。
ポリエステルとコットンの混紡生地は火の粉にも強いので、焚き火やちょっとした調理の際も安心です。
サイドウォールは巻き上げ可能で、開放して広々とした空間も作れますし、巻き上げずにプライバシーに配慮した形も作ることができます。
その時々に合わせて形を変えられ、季節や設営場所に合った快適空間で過ごせるのが嬉しいですね。
サイズ | フライ:約W360xD190xH110cm インナー:約W190xD85xH100cm 収納時:約W47xD24xH24cm |
重さ | 約5.2kg |
材質 | フライ:コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%) インナー:ポリエステルメッシュ フロア:ポリエステル・フレーム/アルミ合金 |
耐水圧 | ー |
付属品 | ・ペグx18 ・ロープx6 ・エンドキャップx2 ・収納ケースx1 |
【ジェントルマンを極めればコンパクトになる】8tail MR.PUP2

8tailのMR.PUP2は様々なスタイルで使用できるパップテントです。
シンプルに全てクローズする形はもちろん、その日の天候や過ごし方に合わせて、以下のようなその時々にベストな形を作ることができます◎




フライには難燃性のあるポリコットン素材を使用しており、火の粉へ強く、強撥水加工で普通の雨では染み込む事がありません。
ポールの差し込み口にはエンドキャップが付いているので、ハトメからの水の侵入もしっかりと防いでくれるので安心です。
PL保険と1年保証も完備しています。
困ったことがあればすぐに相談できる環境が整えられているのは、ありがたいですね。
サイズ | フライ:W360×D190×H120cm インナー:W190×D85×H110cm |
重さ | 5kg(・フライ/2.5kg ・インナー/0.6kg ・ポール×4/1.3kg ・アルミペグ×24/0.3kg ・その他/0.3kg) |
材質 | ・フライ:ポリコットン素材 ・スカート:ポリエステル素材 ・ポール:スチール性 ・ペグ:アルミ製 |
耐水圧 | ー |
付属品 | ・110cmポール×2本 ・150cmポール×2本 ・200cmロープ×4本 ・250cmロープ×4本 ・ペグ×24本 ・エンドキャップ5個 ・インナーテント ・収納袋 |
まとめ
以上、ソロキャンプにおすすめのパップテントについてご紹介しました。
「おしゃれにこだわってソロキャンプを楽しみたい」
「設営が短時間かつ簡単に終わるテントを選びたい」
という方に、パップテントは非常に便利なアイテムであるということが分かりました。
テントにはドーム型やワンポールなど様々な形があり、それぞれにメリットもデメリットもあるので、使い方や使用場所などに合わせて、候補を絞っていきましょう。
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