「モテる男」と聞くと皆さんはどんな男性を想像するでしょうか。
芸能人みたいにイケメンで常に周りに女性がいる男性、と思う人は少なくないですよね。
でも、果たしてそれって本当に「モテ」ているのでしょうか。実は、男性の思う「モテる男」と女性が本当に素敵だと思う本物の「モテる男」には若干食い違いがあります。
果たしてどんな男性が本当に女性からモテるのでしょうか。女性の本音をお伝えします。
「男」が思うモテる男
男性が思う「この男はモテる!」と感じるイイ男の定義をみてみましょう。
イケメン
モテる男はとにかく顔が良いはず!と思っている男性の皆様は多いことでしょう。もちろん、美女がモテる様に、美男だってモテるのは事実です。
ですが「格好いいな」と思われることと、モテる事って別だと思いませんか?見た目の良い人は確かに声はかかりやすいかも知れません。ですが付き合いたいほどの人は、やはり中身が備わっていないと嫌ですよね。
それに「イケメン」と思う基準は人それぞれです。ある人にとってイケメンでも、違う人にとってはイケメンでない事なんていっぱいあります。イケメンでも性格が悪ければモテません。
ちょっと悪い男
「女性は悪い男が好き」なんて思い込んでいる男性もいますよね。「ちょい悪オヤジ」なんて言葉がちょっと前に流行りましたが、果たして本当に女性が「ちょっと悪い男」を好きかと言われるとそうも言えません。
もちろん、やんちゃな感じがする男性を好む女性はいます。ですが対極な「ちょっとぽっちゃり」で優しい感じの男性を好む女性だって少なくありません。モテたいからといってちょい悪を目指しても、お目当ての女性からモテる確約は残念ながらないのですね。
サプライズが好きな男
確かに、サプライズは嬉しいものです。何の意識もしていないときに花をくれたり、急に日帰りで少し遠くまで出かけたりすると楽しいしもっと好きになることは確かです。ただし、彼氏に限りなのです。まだ付き合ってもいないのに、常にサプライズを仕掛けてくる男性は正直「面倒くさい」と感じる女性が大半でしょう。
例えば、サプライズのつもりでデートのプランを女性に伝えないとします。サプライズで喜ばしたい男性の気持ちと裏腹に「何を着ていいのか」「ヒールが良いのかヒールはだめなのか」「日焼け止めどうする?」など男性には無い様々な問題が女性には起こります。まだ付き合っていない時のサプライズは少しだと効果はあるでしょう。
お金持ち
お金持ちのリッチな男性ってモテるイメージありますよね。ですが大きな落とし穴があります。モテるお金持ちは「使う」金持ちです。お金持ちであってもケチであったり人ではなく自分にしかお金を使わない人はどれだけ預金残高があってもモテません。
仮に、使うタイプのお金持ちであったとしても、寄って来るのはお金目当ての女性です。そんな女性にモテたいと思いますか?そんな女性にモテたところでお金が無くなったら引き潮のごとくモテ期は終わります。お金とモテは別ですね。
「マメ」な男性
マメな男性はモテるのですが、間違ったマメ知識を遂行していてはモテません。例えば「女性は甘いものが好きなはず!」と思い込んで相手の好みを聞かずにケーキをいつも買っていったり、朝「おはよう」から晩「おやすみ」まで長々と連絡したりしても「素敵」とは思われません。
「マメ」であることは「してもらって嬉しい事」に限定されています。「女性はこうだろう」という思い込みが一番の非モテ現象をもたらしているでしょう。
「女」が思うモテる男
今度は女性が「イイ男だな」と感じる本当にモテる男の要素をみてみましょう。
気持ちに余裕がある男
気持ちに余裕がある男性は、女性に対して「がつがつ」来ません。一度食事に行ったから「あいつは俺の女になる!」と自信満々でがつがつ来られると女性とすれば「怖い」と警戒して近付かなくなります。
気持ちに余裕がある男性は、別に食事の一度で女性と一夜を共にしたいなどと考えていません。考えがゼロではないかも知れませんが、決してその気持ちが見えるようなことはしないのです。この「安心感」こそ、女性からモテる要素なのですね。
態度も言葉も紳士な男
コンビにやレストランの店員に対し、横柄な態度を取る男性はどれだけ格好良くてもモテません。女性はその横柄な態度を「自分に向けられる」可能性を感じ取ってしまうのです。
体格的に男性の方が女性よりも大きい為、女性は本能的に身かばう事を考えます。大きな怒鳴り声や冷たいあしらい方をする男性を見て、女性は本能的に身を守りたくなるのですね。
逆に、誰に対してでも丁寧で、明らかに年下であっても認識の無い人には敬語を使う男性を見ると、タイプでなかったとしても一気に高感度があがります。誰にでも優しく紳士な人は自分にも紳士だろう、と安心するのですね。
何かと年相応な男
男女問わず「若い」事に固執する人っていますよね。服装であったり髪型であったり、明らかにもう似合わない年齢なのに見た目を頑張って若く保とうとする人は一定数います。中にはモテたくて若作りするのですが、残念ながらモテません。
「格好いいイイ男」は自分の年齢を理解し、何が似合うかを熟知した人です。年相応の服装や髪型、言葉遣いでいられる人は自然でとても格好いいと思われます。
結局の所、若作りは無理をしているのですね。かといって老け込むという意味ではありません。大人の余裕を楽しめるのが、モテる大人の男の色気なのです。
話題の豊富な男
モテる男性と話をしていると、とても楽しい事に気付きます。話題が豊富で、どんな事でも会話が弾みます。
話題が豊富でも、押し付けがましく話をしてくる男性はモテません。年上の男性に良くあるのですが、女性に対して話を「教えてあげよう」としてしまいます。ワインの知識を語ってみたり、旅先の自慢話を長々していてはモテません。
女性からの「そうなんだ」「すごいね」は会話ではなく相槌であって、その時点で楽しんでいるのは語っている男性だけなのですね。たとえ知らない話題でもちゃんと受け答えができる男性は「会話」が成り立つのでモテます。
話を聞く男
話題が豊富なイイ男は、総じて聞き上手でもあります。先ほどもお伝えしたとおり、自分の話をずっと「語る」系の男性はモテません。女性の話にちゃんと耳を傾け、質問をし、聞く態度が女性に「楽しい」と思わせるコツなのです。
モテない男性ほど、自分の話を聞いてもらおうと必死になって話をしてしまいます。会話に合わせた相槌を打つ女性を見て「聞き上手」だな、と勘違いしてしまうのですね。会話は二人が「話すこと」「聞くこと」で成り立ちます。相手が退屈しない話術は「質問できること」とも言えるでしょう。
モテるために始められる事
モテたい!と思って女性の思うモテる男性の行動を真似しよう!と思った男性の皆様、ごめんなさい、残念なが「原因」が変わっていないとモテません。
実は、モテたい!と思っている時点で「自分はモテない」と思い込んでいるところに非モテの原因もあります。この「思い込み」の心理作用が、モテない男をセルフプロデュースしてしまっているのですね。
ここからは、すぐにできる「イイ男」に変身するための方法をお伝えします。
素直になる
人の意見や忠告を「でもね」「だけど」と返していませんか?この癖がある人は「自分が一番正しい」と心の中で思っています。女性に対してもその心理がちらほら見えてしまうので、一緒にいる女性は会話をしていても「楽しくない」と感じてしまいます。
会話の中で反論をするのは悪いことではありません。反論をする際は、一旦相手の意見を最後まで聞いてからにしましょう。反論を「論破」と思っていてはモテませんので気をつけてくださいね。
モテない事を人のせいにしない
「これだけ努力してるのにモテないのは女性のせい!」「こんな容姿に生まれたのは両親のせい!」などモテない事を人のせいにする人はずっとモテません。というのも、何かにつけて人のせいにする癖が付いてしまっているからです。
モテる人だって、イイ男になる努力をしています。見た目に気を使ったり、人が不快に思わないように気を使ったりとしているからモテているのです。ですので、モテるには自分のどこを改善すれば良いかな?とポジティブな気持ちに切り替えてみてください。きっと、表情から変わってくるはずですよ。
自信を持つ
モテる男性は自分に自信があります。仕事であったり、ライフスタイルであったり、あるいは見た目かも知れません。何かしら確固たる「自分」があるので女性から、と言うより人からモテるのです。
自信の無い人と話をしていても楽しくないですよね。なぜなら自信がないとネガティブになってしまうため、会話も暗い内容やむかついた話、あるいは人の悪口などが増えてしまうためです。
モテるかモテないかはその人の「人間」としての魅力でもあります。毎日少しずつ、できる事から目標を掲げて小さな成功体験を増やしてみてください。一つ目標が達成すると、また次の目標、また次、と成功が増えていき人としての魅力が増していきます。「自分はできる」という自信こそ、モテる男へのステップです。
まとめ
結局のところ、モテるイイ男の大前提は「ポジティブ」であると言えますね。物事に対して前向きで、自分も人も大切にできる人はとても魅力的なのでいつも周囲に人が集まってくるでしょう。
魅力的な男性になるために、物事に前向きで好奇心を育てれば、いつの間にか自然と話題が豊富で表情も豊かな人なっていくはずです。自分でも、変わっているのに気付いてものの見方、見え方が変わるのも感じることでしょう。見た目にお金をかけて「見せかけ」のモテ男になるよりも、内面の素敵な本当に魅力のあるモテ男になってくださいね。
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