いよいよ本格的な夏も近付き、
暑さ対策に悩まされる時期となってきましたね。
食事や趣向品も夏向けの物に変わってきます。
当然冷たい物を口にしたくなるわけですが、
その中で今回取り上げる「アイス」。
アイスといえば夏には欠かせない趣向品なのですが、
少し困る事は冷凍庫から出したらなるべく早く食べなくてはならない事。
外出先のお店で買ったならはその場で速やかに食べる、
これ当たり前ですよね。
でも、これが何時間も、しかも真夏の炎天下であっても
溶けなかったらとうでしょう!?
これ凄くないですか?アイスの概念を覆す画期的発明ですよね!!
「そんな事ありえない。アイスは溶けるものだ。」
まぁ、そりゃそうです。そう思うのが普通です。
昔からの考え方は、「溶けるからアイス」なんです。
しかし!!これからは違うんです!!溶けないアイスが普通な時代になるんです!
なんと、40℃の高温にも溶けない画期的なアイスがあるんです!!
今回はそんな話題のアイスを開発した「金座和アイス」をとりあげました。
また「なぜ溶けないのか」や「どこで買えるか」など
皆さんの気になる事にお答えしていきたいも思いますので
是非ごらんください。
「そもそも金座和アイスとは?」
原宿・竹下通りに2017年7月3日にオープンした「溶けない?アイスクリーム」のお店「金座和アイス」。当時、話題となり、オープン当初から連日長蛇の列で大盛況だったそうです。勿論今でも当時程ではなくとも竹下通りでは話題として欠かせません。
JR原宿駅から竹下通りを表参道の方に歩いて行くと、
ショュキングピンクの可愛らしい看板が! 派手なので直ぐにわかります。
現時点では全てのアイスが500円(税込)で、プラス料金で追加トッピングもできます。+100円(税込)からできる「金箔」のトッピングもありました。金箔は金沢発祥のお店ならではってところでしょう。
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くまもんアイス(チョコ)と雪吊り風アイス(抹茶)をチョイス。
テイクアウトの際には、パックにいれてくれ、保冷剤もつけてくれます。
トッピング(ソースorカラービーズorチョコペン)は
アイス1個につき1つ無料でつけられます。お好みでどうぞ。
持ち帰りにし1時間以上たった状態。恐る恐る持ち上げてみましたが、
この通り!クズれる事なく持てました。
見た目はどこかババロアを思わせる。なのに冷たく凍っている。
不思議でしか無い。
実際に食べてみた感想としては、ラクトアイスらしくシャリシャリした食感「なのに」ムースのように舌にざわり、それでもって普通のアイスより少し気泡が多い感じです。味はサッパリしていて後に残らない感じがいいですね。
溶け感は通常のアイスより遅く感じます。不思議な美味しさは勿論なのですが、次元を超えた味と食感だと思う。いままでに無いない表現しのしにくいアイスといったところでしょうか。アイスなのにアイスじゃない不思議さ。
実際に食べてみて、やはり気になるのはなぜ溶けないのか?
皆さんも当然気になりますよね。
「なぜアイスなのに溶けないのか?」
この不思議な金座和アイスがなぜ溶けないのか。
その原理を調べてみました。
――最初に、溶けないアイスが溶けない仕組みとは――
イチゴエキスに含まれるポリフェノールによって開発された
溶けないアイスの生みの親、
金沢大学・太田富久名誉教授(以下、太田名誉教授)のお言葉。
アイスクリームは3つの要素からできています。
牛乳やクリームの油脂分、空気の泡、氷の粒(氷晶)ですね。
この3つがうまく混ざった状態でアイスクリームのおいしさは作られています。ところが、温度が上がると氷の結晶が溶けて水になり、
そのために空気の泡もつぶれ、脂肪分も一緒に溶けてしまうんです。
これが、アイスクリームが溶けてしまう理由です。
こうした溶け方を防ぐために、
金座和アイスにはイチゴのエキスを入れています。
氷の結晶が作られる前に加えることで、
イチゴエキスに含まれるイチゴポリフェノールが、
アイスの材料の中に含まれる水分と油脂分とを橋渡しして、
水分と空気の細かな泡を油脂が膜状に取り囲む状態になります。
この状態で凍らせると、温度が上がっても水は油脂分に取り囲まれているので
溶け出してこず、「溶けないアイス」が実現されるのです。
![]() | 原理として何となく解りましたでしょうか。 もう少し砕いて表現するとこちらの図の様に表される感じです。 イチゴポリフェノールが水と油を繋ぎ合せる役割を果たす事で溶けないアイスが可能となるわけですね。 それにしてもイチゴポリフェノールがこんな事出来るとは、この発見に驚きです。 今後、この原理を使えば他の事にも利用の幅が広がるのではないかと想像してしまいます。 凄い発見ですね。 |
「どこで買えるか?」
さて、ここまで溶けないアイスの事を知ってしまったら、
もぉ食べずにはいられませんよね。
当然この内容には元々興味があって訪れて下さっている訳ですから。
なのに、「原宿に行かないと買えないの?」「原宿まで遠くて行けないよ!」
とそんな方も当然いらっしゃいます。
大丈夫です。全国どこからでも買える様、
調べておきましたので是非利用してみてください。
これより先は溶けないアイスの購入可能なお店を幾つか集めて見ましたので
ご参考ください。
まずは、既に冒頭でご紹介済み、原宿竹下通り内にあります溶けないアイスの老舗「金座和アイス」。元々は石川県金沢市の店舗が発祥。この東京原宿の店舗展開による瞬く間に世間に知れ渡り話題沸騰となった。
『KANAZAWA ICE(金座和アイス)』原宿竹下通り店
住所:東京都渋谷区神宮前1-7-3
アクセス:原宿竹下口・明治神宮前駅 竹下通りすぐ
営業時間:10:00~20:00(不定休)
元祖、「溶けないアイス」の老舗「金座和アイス金沢東山本店」。
石川県という土地柄もあってか、風情ある店構え。
こちらでは原宿店では取り扱っていない新商品や驚きの商品も販売されています。
可能であれば是非足を運んでいただきたと思います。
しかしながら遠方の方には中々そうはいきません。そんな方々には是非HPからのご注文をオススメします。新商品も随時更新されているようなのでいつでも新作をいただけますよ。
公式ホームページhttp://www.kanazawaice.shop
金座和アイス 金沢東山本店
〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目5番5号
営業時間:9:30~17:30 定休日:不定休
橋場町バス停徒歩1分
これまで紹介してきたイチゴポリフェノールを使った「溶けないアイス」とは違い、こちらは葛(くず)を使用しています。
根本的な原料が違うので食感も全然違いますが、これはこれで面白い食感を楽しんでいただけるのではないかと思います。北海道日高のスイーツ販売店からの開発商品。ネット販売もしております。葛を使った溶けないアイスキャンディー『くずバー』8個入ハスカップ、パイン、みかん、水ようかん
有限会社スイートますや
〒056-0017 北海道日高郡新ひだか町静内御幸町2-6-81TEL:0146-42-0176 FAX:0146-42-8661代表者:真下 いみ子
店舗運営責任者:真下 ひとみ
(ネット通販)店舗セキュリティ責任者:真下 ひとみ
店舗連絡先:masmas6@shop.rakuten.co.jp
いかがだったでしょうか。
これまでのアイスに対する概念を覆す驚きの発明ではないでしょうか。
溶けないアイスはここ数年でジワリジワリと需要が高まっていますし、
これから益々、各メーカーからも色々なフレーバーが
発売される事となるでしょう。
今はトレンドとしての扱いでも今後は定着の趣向品になる事は十分ありえます。
これから需要が高まり、保存食的な扱いとして持ち出せる事を考えると
とても楽しみではないでしょうか。
今後の動向にも注目です。
皆さんも随時チェックしておきましょう!
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