ハイパーインフレに備えるべき個人が出来る生活必需品の備蓄リスト

生活・健康・ダイエット

経済学でしばしば耳にするインフレ。

インフレとはモノの値段が上がり続けると同時に貨幣価値が下がり続ける状態を意味しています。

さらに、3年間で累積100%以上の物価上昇するなど急速にインフレ進むことを、ハイパーインフレと呼びます。

あまり馴染みのない言葉だなと感じるかもしれませんが、もしも大災害で日本円に対する信用が失われた場合、ハイパーインフレが起こらないとも言い切れないのです。

こちらのページでは、ハイパーインフレ発生というもしもの場合に備えて、今からでもできる生活必需品の備蓄についてお話しします。

ハイパーインフレとは?

ハイパーインフレとは、急激にインフレが進んでしまった状態を言います。

3年間で累積100%以上の物価上昇が要因の一つだと、国際会計基準により定められています。

インフレが起こるだけでも、物の値段が上がり私たちの生活は苦しくなります。

さらに円安状態となることで、輸入品が高くなったり、海外旅行の金額が高くなるといった問題にも繋がります。

過去には戦争などの影響を受けてハイパーインフレが引き起こされることがありました。

ともなると平和なうちは大丈夫なのでは?と油断してしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ハイパーインフレは大地震など自然災害によっても引き起こされる可能性もないとは言えないのです。

いつ陥ってもおかしくないハイパーインフレに備えて、私たちにできることは一体どんなことなのでしょう。

ハイパーインフレに備えるべきライフライン備蓄リスト

インバーター発電機

カセットボンベやガソリンを燃料にして発電するインバーター発電機は、ハイパーインフレに陥った場合の生活必需品の備えとして重宝します。

W数が大きくなるのに比例して、お値段は高くなりますが、医療機器を使用しているご家庭にも十分対応可能です。

一般家庭で、冷蔵庫や洗濯機といった大型の家電を動かすためであれば1000〜2000W。

電気ポットや照明、パソコンを動かすくらいの使い方ならば1000W程度のもので構いません。

ヤマハ 発電機 EF1600iS (EU16I 相当品)

定格出力1.6kVAという余裕の出力と、片手で持てる軽さを両立した携帯用インバーター発電機。

消音構造を見直した新設計マフラーにより、使用中の静粛性を実現しました。

EENOUR 発電機 2800W インバーター発電機 ポータブル発電機 GT3500i

定格2.8kVAの高出力で、汎用性の高いスタンダードモデルのインバーター発電機です。

燃料タンクが12Lと大型で、100%の負荷(定格出力2.8kVA)、最大6時間連続運転が可能。25%の負荷で、最大12時間連続運転が可能です。

ポータブル電源

インバーター発電機よりも手軽に使えるのが、ポータブル電源です。

アウトドアブームの広がりとともに、知名度も高まってきており、すでに持っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

車のシガーソケットや、家庭用電源から充電ができる手軽さも魅力ですよね。

最大出力は1000W程度と、インバーター発電機と比べると小さくなりますが、それでも小型家電くらいであれば十分に動かすことができます。

そして何よりスマホの充電に使えるという点は、最大の魅力とも言えるのではないでしょうか。

中には互換性のあるソーラーパネルを取り付けられるものもあるので、うまく活用すれば非常に便利な生活ができそうですね。

【楽天ランキング4冠達成】Jackery ポータブル電源 400 大容量112200mAh/400Wh

楽天デイリーランキング4冠、楽天ランキング第1位多数受賞のポータブル電源「Jackery」

アウトドアのお供としても人気のアイテムで、パソコンの充電や電気毛布など一般的な家電に利用できるAC100Vコンセントが1口、スマホやタブレットなどが充電できるUSB-Aを2口、車載冷蔵庫などが使用できるシガーソケットを1口搭載しています。



LACITA ポータブル電源 

テレビや雑誌など多数メディアで紹介されているLACITA ポータブル電源は、シリーズ累計販売台数27,000台の人気を誇るアイテムです。

コンパクト・大容量・最新バッテリーを搭載することにより、持ち運びしやすい大きさと重量を実現。

ソーラーパネルやカバーといったアクセサリー類も充実しているため、自分に合った使い方ができるのも魅力の一つです。

冷蔵庫代わりになるもの

冷蔵庫の代わりになるものとして、突然の停電時の備えとしても知られるクーラーボックスと保冷剤の組み合わせは常備しておきたいところ。

しかし停電など急に冷蔵庫が使えなくなった場合には、クーラーボックスに移し替える工程で庫内に残った冷えが逃げてしまうため、そのまま冷蔵庫内に留めておいた方が良いとも言われています。

冷蔵庫の電源が落ちてしまっても2〜3時間程度は開閉を最小限に減らすことで、冷気を維持することができます。

それ以上長い時間使えなくなった場合には、次でご紹介するポータブル冷凍庫があると便利です♪

ロゴス LOGOS 5個セット 倍速凍結・氷点下パックL×5 保冷剤

LOGOSの保冷剤は、-16℃の表面温度を長時間持続する人気商品です。

なんと一般的な保冷剤の約8倍もの保冷力があり、冷凍食品やアイスクリームまで保存可能です。

日常使いもできそうですし、一つ備えておいて損はないでしょう。


ポータブル冷凍庫

アウトドアでも活躍するポータブル冷凍庫は、ポータブル電源と同様に車のシガーソケットや家庭用電源より充電ができます。

大体-20℃くらいまで下げることができるため、夏季のキャンプや部活動、農作業などの屋外作業の際にも重宝します。

そんなポータブル冷凍庫の中に保冷剤を入れて冷蔵庫の代わりに使用するのも一つの手です。

容量にもよりますが、高い物でも4万円程度ですので、地震や台風などの災害の備えとして一つ持っておいても良さそうですよね。

ポータブル 冷凍庫 車載冷蔵庫 30L

こちらのポータブル冷凍庫は、-22℃~10℃と幅広い食材に対応可能です。

急速冷凍のMAXモードと、消費電力の小さいecoモードから運転モードが選べるため、使用用途に合った使い方ができるのも魅力的ですね。

省電力炊飯器

こちらでもご紹介しましたがハイパーインフレになると、私たちの食事も大きく影響を受けます。

そんな中でも、食料自給率が高く比較的食べやすいのがお米ですが、炊飯器が使えなくなってしまっては困りますよね。

アウトドアに便利な、車のシガーソケットを使って炊飯できる「タケルくん」という商品も人気ですが、一度に炊けるご飯の量が1.5合と少ないため世帯人数が多いご家庭での使用には不向きです。

そこで活躍するのが省電力炊飯器です。

炊飯器には、ヒーターで釜を加熱するマイコン式炊飯器とIH式炊飯器があり、マイコン式炊飯器の方が消費電力を半分程度に抑えられます。

サブ炊飯器として消費電力の少ない物を持っておくのも良し、比較的消費電力が少ない物を購入して普段使いするのも良し、ライフスタイルに合った商品選びを。

炊飯器 5.5合 5.5 マイコン式炊飯器YJD-M550

YAMAZENの炊飯器はマイコン炊飯器で、1回当たりの炊飯時消費電力が133Whと少ないのが魅力的。

ふんわりと柔らかく炊けるマイコン式炊飯器で、美味しいご飯を堪能しちゃいましょう。

NEOVE 単機能炊飯ジャー3合炊き NRS-T30A

NEOVE 単機能炊飯ジャー3合炊き NRS-T30Aは、消費電力280Wとこちらも比較的省エネタイプです。

なんと1合なら最短20分で炊飯できるのも人気の理由の一つです。

省電力洗濯機

通常、1000Wほどの電力を消費する洗濯機も、ハイパーインフレの際にはなるべく使用頻度を減らしたいところ… …

しかし洗濯物を何日も放置しておくのは気が引けますよね。

そこで活躍するのが、省電力洗濯機です。

ものにもよりますが、省電力洗濯機なら、250W程度でお洗濯が可能。

洗濯機買い替えの際には、消費電力にも注目して選ぶことをおすすめします。

まずご家庭でできる簡単な節電方法として、時短コースを選ぶというやり方もあります

洗濯物の量や汚れの少ない場合など、時短コースをうまく活用しましょう。

MAXZEN JW80WP01WH V7d5p 全自動洗濯機 8kg

MAXZENの洗濯機は、一人暮らし向けのコンパクトな洗濯機ですが、定格消費電力250Wと省エネなのが魅力です。

部屋干しコースや予約機能など、基本的な装備もバッチリ備えています。

干し時間の短縮になる風乾燥モードも搭載していますので、部屋干しのご家庭でも安心して使えます。

省電力ポット・ケトル

数分でお湯が沸かせる電気ケトルですが、その分どうしても電力を消耗してしまいます。

ハイパーインフレの際には、ほぼ使えないと考えた方が良さそうですね。

そこでおすすめなのが、シガーソケット電源に挿し込み、スイッチを押すだけの簡単操作で使える電気ケトルです。

通常の電気ケトルと比べると、沸かすまでにどうしても時間がかかってしまいますが、ポータブル電源のシガーソケット用端子に差し込んで使えるというのが最大の魅力です。

カップ麺を食べたり、温かい飲み物を飲んだりと、何かと便利な電気ケトルですので、ハイパーインフレはもちろん災害時にも重宝すること間違いなし◎

もちろん赤ちゃんのミルク用のお湯としても活躍します。

電気ケトル 車用 1L

シガーソケットに繋いでお湯を作るこちらの電気ケトルは、容量1.0Lとお湯がたっぷりわかせます。

透明目盛りで、お湯の残量がわかりやすいデザインなのも嬉しいポイント♪

普通自動車などに使える12V車専用タイプだけでなく、大型車やトラック向けの24V車専用タイプも販売しています。

 

加熱調理器

近年、オール電化の家庭も多くなりましたが、電気が使えなくなった時には家電が動かせないだけでなく、食事を作ることすらできなくなります。

突然の地震や、台風などの影響による停電に備えて、カセットコンロを用意しておくと良いというのは、オール電化のおうちでは言わずと知れたことですよね。

日本のエネルギー自給率は一桁と、先進国の中でも最低レベルに低く、ハイパーインフレにより原料が高騰すれば、必然的にガスにも影響すると考えられます。

カセットコンロとカセットガスがあれば、しばらくの間は食事の際の調理も問題なくできるでしょう。

【イワタニ】【日本製】カセットコンロ カセットフー 達人スリムII 

Iwataniの卓上型カセットコンロは、他のカセットコンロと比較して薄型なのが特徴です。

見た目の美しさはもちろん、調理がしやすく食べやすいといったメリットがあります。

表面にはフッ素加工が施されているため、お手入れがしやすいのも嬉しいポイント◎

 

 

非常用トイ

日本には山々が育む美味しい水があるため、ハイパーインフレになっても水は問題なく使えそうなものですが、実はそうでもなさそうなんです。

その理由として挙げられるのが、上下水道のポンプなどの設備に電気を使用していることです。

水はあっても、水を今のように自由に使える環境ではなくなってしまうわけです。

もし水が自由に使えなくなるとなった場合に、私たちの生活で最も困るのがトイレではないでしょうか。

そこで備えておくべきが、非常用トイレです。

箱や袋に直接排泄するタイプもありますが、自宅で使用するならトイレの便座に直接取り付けられるタイプがおすすめです。

【楽天1位】【半永久保存】【100回分・1袋10gで吸水量UP】 簡易トイレ

楽天ランキングにて3冠達成した非常用トイレは、ご自宅のトイレに直接取り付けられるタイプのものです。

衛生的に使用できるよう手袋もセットになっています。

半永久的に保存可能なので、一度買っておけば安心できるのではないでしょうか。

飲用水ポリタンク

断水してしまった時の必需品といえば、ポリタンクですよね。

水が使えなくなった時には、飲料水の備蓄に対する意識が高まり、ポリタンクも店頭から姿を消すかも知れません。

楽天市場でポリタンクを検索してみると、画像のようなポリタンクではなく、収納場所に困らぬようコンパクトに折り畳めるものや、ウォーターサーバーとして使用できるタイプも販売されています。

普段使いできそうなアイテムを一つ用意して、日頃からポリタンクのある生活に慣れておけば、もしもの場合にも安心ですね。

FIELDOOR 折りたたみ ウォータータンク 15リットル

折り畳みができて収納場所にも困らないFIELDOORのウォータータンクは、アウトドアにもおすすめです。

15Lとたっぷり入れられるので、ご家族みんなの飲み水の確保にもぴったりですね。

ウォータータンク Nタイプ 10L コック付き

コック付きタンクで必要な量だけ注げるこちらのウォータータンクは、広口タイプでお手入れしやすいのが特徴です。

半透明で残量が見えやすく、使わない時はコックをフタの裏に収納することが出来るなど使い勝手にこだわった商品です。

携帯用浄水器

ポリタンクに水を備蓄できるうちは良いですが、いよいよ水が使えなくなってきたときのお守りとして、携帯用浄水器を持っておくと安心です

身近に湧水があれば、そこから飲料水にしようと考えてしまいますが、湧き水そのものは、必ずしもそのまま飲用できるわけではないのです。

しかし携帯用浄水器があれば、水道水はもちろん自然の池や川、井戸水が飲めるようになります。

本当に綺麗な水になっているのか不安で、最初は飲むのが躊躇われますが、本当にいざという時の備えとして一つ持っておいて損はないでしょう。

【楽天1位】 携帯浄水器

いざという時に 屋外や災害など、緊急時に清潔な飲み水にする携帯用浄水器は、0.01ミクロンフィルターで水源に含む不純物を99%除去、濾過できます。

濾過後すぐに飲めるよう、ウォーターバッグやストローがセットになったアイテムです。

 

照明器具

電気が自由に使えなくなった時、特に困るのが夜間の移動です。
トイレに行くだけでも不自由します。
そこで重要なのが照明器具です。
大きいものはなくとも、ある程度その場を照らす照明があるだけで過ごしやすさが違ってきます。
おすすめなのは、部屋全体を照らせる吊り下げタイプのLEDランタンと、両手が開いて何か作業するにも便利なヘッドライトです。
リビングにはランタンを、トイレに行くときにはヘッドライトをなど使い分けられるように、どちらも持っておくと安心ですね。

ブルーノ LEDランタン

15灯のLEDを搭載したオイルランプのようなレトロデザインのLEDランプ。

スイッチは無段階に調整ができるダイヤル式で、お好みの明るさに調整可能です。

使わない時にもインテリアとして活用できる優れもの♪

 

 

【楽天ランキング1位】【改良モデル】 ヘッドライト LED

楽天ランキングにて5冠を達成したヘッドライトは、6つの点灯モードを搭載しており使用用途にあった使い方ができます。

単三電池3本で連続点灯14時間という持続時間の長さも人気の理由の一つです。

まとめ

以上、ハイパーインフレに備えるべき生活必需品の備蓄についてご紹介しました。

ハイパーインフレだけでなく、近年多発する大災害時にも使えそうなアイテムばかりでしたね。

私はトイレと飲み水問題が、生活の中でも特に重要だと感じましたが、皆さんはいかがでしたか?

すぐに全部揃えるのは難しいかも知れませんが、特に自分が重要だと感じるものや、普段の生活でも使えそうなものから優先的に備蓄してみてはいかがでしょうか。

コメント