玄米は長期保存・備蓄に最適。家庭用精米機を使えば白米として食べられる。

アイテム

世界情勢が目まぐるしく変化しています。

食料自給率やエネルギー自給率の低い日本では、海外の政治・経済の影響を大きく受けます。

実際に、小麦や油などを使用した製品があちこちで値上げしていますよね。

ここに大災害などが加われば、私たちの生活にもハイパーインフレが訪れるかもしれません。

そこで今から考えておきたいのが、食糧備蓄です。

今回は、私たちの生活に欠かすことのできない白米の長期保存備蓄について調査してみました。

長期保存備蓄には玄米が良い?

まず、防災対策も含めてご家庭でどのような食品を備蓄していますか?

私は長期保存が可能なアルファ米を備蓄しています。

アルファ米の中で最も有名な「尾西食品」のアルファ米の場合、5年間もの長期保存が可能です。

食感も普通の白米とあまり変わらず美味しく食べれるのですが、1食あたり200円前後するためコスパが良いとは言い難いのが難点です。

そこである程度長期保存が出来て、日頃から食べられるローリングストックにも便利なお米としておすすめなのが玄米なのです。

白米と玄米の違いは?

白米の代わりに玄米を備蓄するとなると、気になるのが白米と玄米の違いですよね。

まず、それぞれの特徴を簡単にではありますが、表で比較してみました。

白米玄米
カロリー(100gあたり)156kcal152kcal
値段(1kgあたり)400円〜600円〜
美味しく食べられる保存期間春夏は2週間〜1か月、秋冬は1~2か月程度冷蔵で半年、真空状態で1年程度
特徴・消化が良い
・浸水時間が短く調理が手軽
・ビタミンB群、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含む
・食物繊維、タンパク質などが豊富に含まれる
処理もみからもみ殻と糠、胚芽を取り除いたものもみからもみ殻を取り除いたもの
参考:文部科学省「食品成分データベース
TIGER「<認定5ツ星 お米マイスターが解説!> お米には賞味期限がない?古いお米をおいしく食べる方法

1kgあたりの値段が安いのは白米です。

白米はもみからもみ殻と糠を取り除いているため、消化が良く、炊飯前の浸水時間が短いというメリットがあります。

また、農薬などもしっかり落とせるので、農薬を使用して育てられたお米でも安心して食べられます。

一方の玄米は、1kgあたりのお値段が600円前後と、白米と比較すると少し高めです。

しかし冷蔵で半年、真空状態にすれば1年程度も保存することが可能です。

さらに栄養が多く含まれる糠と胚芽が残っているため、ミネラルや食物繊維などを豊富に含んでいます。

なんと食物繊維は白米の6倍も含まれているんですよ♪

ただ、白米に比べて消化が悪いため、よく噛んで食べることが重要です。

玄米はなぜ長持ちするの?

画像引用元:DELISH KITCHEN

まず、お米自体に賞味期限はありません。

ただし美味しく食べられる時期は限られています。

白米が美味しく食べられる期間は、春夏2週間〜1か月、秋冬1~2か月程度と言われています。

なぜなら、精米したお米が中身の白米部分が直接空気に触れて酸化するためです。

そのため、中身の白米部分が糠や胚芽によって包まれており、直接空気に触れない玄米の状態の方が、長持ちするのです。

玄米の良い保存方法は?

玄米を長期保存する上で、おすすめの保存場所は冷蔵庫です。

玄米だけでなく白米も、温度や湿度の低い場所で保管することで虫やカビの発生を抑えられます。

温度は10℃以下の場所が理想ですので、冷蔵庫の中でも野菜室での保管がおすすめです。

家庭用精米機おすすめ4選!

長期保存に玄米が適しているといえど、玄米をそのまま食べることに抵抗がある方は、自宅で精米ができる家庭用精米機を持っておくと便利です♪

いくつかおすすめのアイテムをご紹介しますね。

【楽天週間ランキング第1位】精米機 家庭用 1~5 合

画像引用元:楽天市場

楽天週間ランキング第1位を獲得した精米機が、2分30秒で5合分のお米を白米にできるこちらの商品です。

玄米を白米にするだけでなく、胚芽米や分つき米、無洗米などにすることが可能です。

さらに時間が経って劣化した白米を美味しくするフレッシュ白米モードも搭載しています。

これまで食べていたのと同じお米でも、鮮度が上がることで味わいにも違いが出てきます。

毎日のご飯が楽しみになりそうですよね。

なお、サイズもコンパクトでキッチンのちょっとしたスペースに配置できる点も魅力です。

サイズ幅20cm×高さ23.5cm×奥行27.4cm
重さ約3.1kg
精米時間2分30秒(5合白米コース)
連続使用可能時間10分
容量5合(1合から)
電源・消耗電力交流100V 50-60Hz 共通 300W
付属品計量カップ、取り扱い説明書(保証書付き)

2年保証 精米機 エムケー精工 家庭用 精米機 SM-500W

画像引用元:楽天市場

レビュー投稿で安心の2年保証がつくエムケー精工の家庭用精米機 SM-500W。

白米、7分づき、5分づき、胚芽、白米(米とぎまで)、米とぎ(白米専用)とコースも豊富で、お好みに合わせた精米が可能です。

精米は、バスケットの中で羽を回転させることで、ムラなく優しく行います。

遠心分離の原理を使用して、ぬかがバスケットの外に出るよう設計されています。

ぬか切れの良さと、使い勝手の良さがポイントです。

サイズW24.0×H25.0×D31.0cm
重さ4.0kg
精米時間5カップ=約5分/米とぎ(白米の場合)
5カップ=約3分50秒(白米専用の場合)
連続使用可能時間
容量5カップ(玄米:約825g/白米:約750g)
電源・消耗電力AC100V 50/60Hz・約320W
付属品計量カップ(200ml)

【楽天デイリーランキング第1位】アイリスオーヤマ RCI-B5-W

画像引用元:楽天市場

楽天デイリーランキングにて第1位を獲得したアイリスオーヤマ RCI-B5-Wは、40銘柄の銘柄別精米が可能です。

それぞれのお米にあった精米方法で、より美味しいお米にしてくれます♪

また、お好みの食べ方ができるよう、白米(標準)、純白米、無洗米、白米みがき、3ぶづき、5ぶづき、7ぶづき、胚芽米モードが搭載されています。

「亜湖粉層」と呼ばれる旨みと栄養を含む部分をしっかりと残しながらも、糠残りを最小限に抑えた絶妙な精米を実現しました。

白くて美しく、旨みと栄養のバランスの取れたお米が食べられるなんて、アイリスオーヤマの精米機に対するこだわりが感じられますね。

操作自体もシンプルで、銘柄とコース、合数を指定するだけですので、機械の扱いが苦手な方への贈り物としてもおすすめです。

サイズ幅約21×奥行約30.8×高さ約22.6cm
重さ約3.6kg
精米時間無洗米:約3分30秒~7分 
白米みがき:約15秒~45秒
胚芽米:約1分~2分
精米:白米(標準)/約2分~5分30秒、3ぶ/約30秒~1分30秒、5ぶ/約45秒~2分、7ぶ/約1分~3分、純白米/約2分30秒~6分
連続使用可能時間15分
容量0.18L(1合)~0.9L(5合)
電源・消耗電力AC100V(50/60Hz)・310W
付属品計量カップ

RSF-A100-R タイガー ご家庭用精米機(5 合用 )

画像引用元:楽天市場

タイガーの家庭用精米機は、3段階の回転数で精米を行います。

そうすることで、お米に無駄な負担をかけることなく精米ができるのです。

さらに、玄米に「かくしカット」を行うタイガー独自の精米応用技術を採用

玄米に細かい傷をつけることで、効率的に水を吸収できるよう計算されています。

玄米のまま食べたい時にも、比較的短時間で炊き上げが可能です。

サイズ22.7×30.1×23.6cm
重さ3.6kg
精米時間2分45秒(白米)
連続使用可能時間10分
容量5合
消耗電力300W
付属品

まとめ

以上、玄米が長期保存におすすめの理由と、家庭用精米機をご紹介しました。

ハイパーインフレへの備えとして欠かすことのできない食糧備蓄。

その中でも特に需要の高いのがお米ですので、玄米を活用して上手に長期保存を行いましょう。

玄米はそのまま食べても栄養豊富ですので、うまく付き合いながらローリングストックができると良いですね。

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