動物ってかわいいですよね。特に犬や猫は小さな体でやんちゃにはしゃぐので見ていて癒されるものがあります。
特に犬を飼った事がある人はわかると思いますが、犬は甘えん坊で飼い主に忠実でよく懐く指向があると思います。
その分「寂しがり」で飼い主にベッタリなワンちゃんも多いですよね。
もしあなたが旅行に行くときなど動物も連れていけたらいいのですが、なかなかペット可なホテルなども少ないと思います。
その時自分のうちの子がいたずらっ子なワンちゃん、寂しがりなワンちゃんだった場合どのようにお留守番をさせたらよいと思いますか?
飼い主と離れたがらない甘えん坊な犬に多い「分離不安症」について、それからお留守番時の悩みの対処法についてなどお話しますのでぜひ参考にしてみてください。
知っておきたい…!犬の心の病である「不安分離症」について
犬にも不安を感じることがあるのはご存知でしょうが、「不安分離症」という心の病気がある事をご存知でしょうか?
犬にとっての不安分離症とは、一言でいえば飼い主と離れ離れになることで不安を感じ問題行動をしてしまう症状のことを言います。
不安や恐怖を強く感じる事でパニックを起こしてしまい、
- 「下痢」
- 「嘔吐」
- 「自分の足を嚙んだりしてしまう自傷行為」
- 「食欲低下」
- 「鳴き続ける」
- 「留守中に部屋を荒らす」
- 「粗相をする」
これらの症状が現れます。
これらは犬にとっての不安障害であり、様々な原因が考えられます。
一晩中鳴き続けるなどその行為が気になってくる場合には、少しの時間からお留守番させるなどの特訓をして飼い主さんの愛情を持って1匹でいることに慣れさせていってあげてくださいね。
ひどい場合には動物病院に連れていく事で解決する場合もあります。
寂しがり、いたずらっ子な犬のお留守番!対処方法とは?
いたずらっ子なワンちゃんの場合普段の生活でも大変になってくることがあると思いますし、寂しがりな子も相手をするのが大変になりますよね。
人間ならばある程度大きくなれば親元を離れていきますが、犬はいつまでも子供の心を持った無邪気な存在です。
それは癒しの存在であると同時にしっかりと対応をしないといけません。
では「寂しがり」と「いたずらっ子」にわけて、いくつか対処法をお送りしたいと思います。
寂しがりな場合
犬に多い寂しがり屋な場合どのように対処したら良いか考えていきましょう。
短い時間から少しずつ時間を伸ばしていく
寂しがりな犬の場合、飼い主の姿が見えなくなっただけでクンクンと鳴きだしたり激しく吠えたりすることがあります。
そのような場合は、数分間のお留守番から初めてみましょう。
「少し待っててね」などと声掛けをしてから姿を消して、鳴いていても少々様子をみましょう。
犬の場合は飼い主の姿が見えなくなってしばらくすると諦めて鳴きやむ事も多いので自分の家の子がどこまで寂しがりなのか観察することもできます。
数分経っても鳴いている場合は戻ってお留守番できたことを褒めてあげてください。
中には捨てられたり、または母犬と離された経験などからトラウマになって、飼い主と離れることに不安を感じるようになってしまった犬もいます。
ですのでここでは「必ず帰ってくるよ」ということを教えてあげることが大切になってきます。
ケージに入れてお留守番させる
犬は狭いところに安心感を感じます。
ですので普段良く遊ぶぬいぐるみなどと共にケージに入れてお留守番をさせましょう。
餌、犬用毛布、水、寂しさや不安から粗相をしてしまっても大丈夫なようにトイレのシートなどを一緒にケージに入れておきます。
一人で遊ぶことを覚えさせる
飼い主にばかり依存してしまうのではなくおもちゃなどを与えて一匹で遊ぶことを覚えさせてあげましょう。
これは子犬のころにおもちゃをあげるほどよく遊ぶようになると思います。
一緒に遊ぶ型のよりも1匹で集中できるようなものだと一人遊びが上手になりますので試してみてください。
リラックスシグナルをする
リラックスシグナルとは飼い主と一緒にいるときのリラックスしている状態を色々なものを使って覚えさせることを言います。
これらには、視覚で覚えさせる「視覚的シグナル」、嗅覚で覚えさせる「嗅覚的シグナル」、聴覚で覚えさせる「聴覚的シグナル」、味覚や触覚で覚えさせる「味覚、触覚的シグナル」の4つがあります。
これらは嗅覚なら飼い主の匂いのするものを置いておき飼い主と一緒にいる状況をイメージさせる。
聴覚ならICレコーダーなどに飼い主の声を録音しておき、留守中に流しておく…など様々な方法があります。
寝床を別にする
犬は犬、人間は人間と寝床をわけることで飼い主への依存を薄らげる事ができます。
一緒にベッドなどで寝ることは分離不安の原因となるとも言われているようです。
もう既に一緒に寝てしまっている場合には犬用ベットなどに犬の安心できるタオルなどを敷いてやり、少しずつ距離を取っていく事で慣れさせましょう。
友人などに預ける
これはいたずらっ子にも共通している事ですが、預かってくれるような友人がいるならば預かってもらうに越したことはありません。
特に子犬の場合などは1匹でお留守番をするには生後14週間で1日2時間程度が限度です。
お留守番をさせるにはトイレをきちんと覚えている必要があるため、きちんとしつけをしておきましょう。
いたずらっ子な場合
いたずらをするのは構ってほしい証であるともいえますが、このような場合はどうしたらいいかいくつかご紹介したいと思います。
ゴミ箱など、犬が荒らしそうなものはあらかじめ隠しておく
犬のお留守番時の悩みとして多いものの一つに部屋を荒らされている事があげられると思います。
特にごみ箱などは食べ残しなどや時には危険な釘や針などが入ってしまう場合もあります。
愛犬が食中毒や怪我をしてしまわないように最初にそちらの障害を取り除いてしまうのが良いでしょう。
齧るおもちゃを与える
飼い主がいないストレスや、歯がかゆいなどの理由でコードなどを噛んでしまう子もいます。
そんな子には、あらかじめ齧ってストレス発散できるおもちゃを与えておきましょう。
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しつけをきちんとしておく
あらかじめワンワンと吠え過ぎないように、また暴れまわったりしないように普段から躾けておくのも大切です。
ここで大事なのは「今」行った事に対して叱る事です。
犬は今行ったことでないと、なぜ𠮟られているのかわかりません。なので過ぎてしまったいたずらに対しては目をつぶってあげましょう。
しかるべき時に叱ることで、何が悪かったのか犬も理解しやすくなります。
見守りや躾をする上で留守中にあると良いもの。便利なもの。
こちらでは留守中にあると良いもの、また、留守中に躾ができるグッズをご紹介したいと思います。
- 見守りカメラ
こちらは部屋にモニターをつけてお留守番中のワンちゃんをチェックできるグッズです。
愛犬の様子がおかしい時にはこれを見ればわかるため、すぐに帰宅できます。
- 無駄吠え禁止君
こちらは犬が鳴きだした声に反応して、安全で無害な超音波を出して無駄吠えをやめさせる事ができる優れものです。
犬の無駄吠えをお留守番時にも飼い主のかわりに躾てくれます。
まとめ
犬のお留守番についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。
犬にも不安障害があること、寂しがりやいたずら好きの場合の対策、グッズなど様々な事がわかり少しは安心してお出かけできるのではないでしょうか?
飼い主さんが留守の際も愛犬には安心して過ごしてほしいのが親心ですよね。
ぜひこの機会にいろいろ試してみてください。
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