近年、夏時期を中心に日本各地で大雨被害が発生しています。
低い土地では住宅が浸水したり、家財道具が水浸しになってしまったりといったニュースを目にする機会も増えています。
水害による復興には時間もお金もかかるため、一つでも多く大切なものは守りたいものです。
そこで注目したいのが、水害から車を守る「浸水対策カバー」です。
こちらのページでは浸水対策カバーの魅力と、使い方についてご紹介します♪
浸水対策カバーとは?

じわじわと知名度を高めている浸水対策カバーですが、何なのか知らないという方も多いのではないでしょうか?
浸水対策カバーはその名の通り、豪雨災害から大切な車を守るためのカバーです。
大きな袋状の作りになっていて、その中に車を入れておくことで、水害が起きた際の車内やエンジンへの浸水を防ぎます。
使わない時には折りたたんでコンパクトな状態で保管しておけるため、もしもの場合に備えて揃えておきたいアイテムの一つです。
メディアでも紹介されるなど、今後の豪雨対策を考える上で欠かせないアイテムとなりつつあります。
サイズ | 幅600×奥行350×高さ250cm |
重量 | 7.2kg |
厚み | 0.1mm |
材質 | カバー:ポリエチレン(PE) ロープ:ポリエステル |
浸水により車を失うリスク

なぜ豪雨対策に浸水対策カバーが必要とされているのでしょうか。
その理由は、浸水により車を失うリスクと関係します。
都市部を除いて、地方での生活には車が欠かせません。
日々の食料調達だけでなく、通院、送り迎えなどどんな場面でも車での移動が基本です。
特に足腰の悪い高齢者や、小さな子供を連れての外出には車がなければ不便さを感じることも……
豪雨災害後には、物資の調達や使えなくなった家具類の処分、役所での手続きなどが必要となるため、そこでも車が必要です。
普段の生活以上に車の必要性を感じる時に、車が浸水被害を受けていて使えないというのは避けたいものです。
火山噴火や地震と違って、豪雨災害はある程度予測ができます。
自分でできる対策は十分に行っておきたいですね。

浸水対策カバーを使うメリット

浸水対策カバーを使うメリットは、以下の3点です。
浸水による故障リスクの軽減
先ほどもお話ししたように、浸水対策カバーを使えば浸水による故障リスクを軽減することができます。
大雨の際には、ニュースで車の天井付近まで雨水が迫ってきている光景をよく目にします。
車は、エンジン部分が水没すると故障すると言われています。
低い土地の場合、簡単にエンジンの高さまで水が到達してしまうため、浸水対策カバーがあると安心なのです。
大雨の中、車を走らせる光景もニュースで度々報じられます。
走行中の車の場合には、エンジン部分ではエアクリーナーが、テールはマフラーが水没すると壊れると言われています。
その高さに到達していなくとも、移動中に車が故障したり、車ごと水にのまれる可能性もあるため、不要不急の外出や無理な避難行動はおすすめしません。
車は浸水対策を行って、2階以上の安全が確保できる場所で過ごしましょう。
大切な資産である車を守れる
車はそう簡単に購入できるものでもありません。
ローンを組んで購入している方も多いのではないでしょうか。
浸水によって車が使えなくなれば、新しく車を購入しなければならず二重ローンに苦しむことにもなりかねません。
さらに住宅が被害を受ければ、その修理費もかかるため家計の負担は非常に大きなものとなります。
浸水対策カバーは、大切な資産である車を守る意味でも役立ちます。
被災後の生活拠点が確保できる
住宅が水害の影響を受ければ、避難生活を余儀なくされることも考えられます。
プライバシーが守られ、電源の確保もできる車は避難生活場所として非常に優れています。
被災後の生活拠点を残すという意味でも、浸水対策カバーで車を守ることは大きな意味を持つといえるのではないでしょうか。
![]() |
![]() |
浸水対策カバーの使用方法
浸水対策カバーを取り付ける場合、3~5人の人手が必要です。
人手が必要という点では不便さを感じる場合もあるかもしれません。
また、カバーの大きさは軽自動車から普通乗用車まで対応可能となっていますが、いざという時に使えなかったなんてことにならないよう、事前に車体サイズを必ず測っておいてくださいね。
浸水対策カバーと、適合サイズの車、そして3〜5人の人手が確保できれば、早速カバーを取り付けていきましょう。
使用方法自体は非常に簡単、たったの3STEPです!
まず、2人がカバーの縁を持ち入り口を確保します。
そこへ向かって車を前進させ、袋の中に車を入れましょう。
運転手が車から降りたら、入り口を付属のロープで止めれば完成です。
あまりに簡単すぎて驚きますよね♪
こちらの動画では、実際に使用する様子を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
以上、浸水対策カバーをご紹介しました。
地震のようにいつどこで起こるか分からない災害ではなく、水害はある程度予想ができます。
自分の住んでいる場所は大丈夫という油断はなくして、万一の事態に備えられると良いですね。
今までありそうでなかった浸水対策カバーを活用して、生活の足としても重要な車を守りましょう。
コメント