シングルバーナーの使い方・選び方

アウトドア_グッズ

これから「キャンプを始めるぞ‼︎」と思っている方、あるいは「キャンプをやってみたい」などと思っている方々にとって最初の壁は道具を揃える事だと思います。詳しい人にどんなアイテムがいいか聞いたり、雑誌やネットで見たりと色々調べているのではないか思われますが、種類が沢山あり過ぎてよくわからないなんて事になりませんか。一概に道具と言っても、各メーカーから色々な方向性を考慮し、人それぞれのキャンプスタイルに合わせた道具が開発いる訳で、人によって「良い」と思うアイテムが変わってくるものです。
最初はその「自分に合っている道具」の判断が中々難しいと思います。

そこで、そんな迷いをなくす為に、基本的な道具の分類(種類)分けをし、解りやすく解説します。

それによって、自分の目的やキャンプスタイルに合った道具を見つけ、楽しく快適なキャンプライフを過ごせていただければと思います。

今回は「シングルバーナー」について特集したいと思います。
是非参考にしてみて下さい。

 

初めてのシングルバーナー選び方

違いの分かりにくいシングルバーナー。選ぶ基準を解説します。

登山やツーリング、キャンプなどで活躍する一口コンロ(バーナー)。
収納サイズや重量等それぞれに特徴がありますが
使い勝手で言えば気おつけて欲しいのは火口のサイズ。
上に載せる鍋の鍋底と炎のリングの大きさがマッチすると
最大火力を効率よく使用でき、お湯なども早く沸かせますよ。

◆アタマの小さいコンロの場合

●長所
火口の小さいコンロは鍋底の小さい深型鍋がBEST!
最大火力の炎がはみ出さない程度の鍋と組み合わせると
強火を効率よく使えます。
本体もコンパクトで軽量なので登山や軽量ソロキャンにおすすめのタイプ。

●単所
多めの水を沸かしたい!なんて大きな鍋を載せてしまうと
炎が一点に集中して当たってしまい湯沸かしに時間が…。
燃費の面でもマイナスに…。

 

 

◆アタマの大きいコンロの場合

●長所
火口の大きなコンロは浅型広口な鍋向き。
大きな炎のリングで広い面積を温めることで効率よく湯沸しができる。
キャンプやツーリングでの調理に使いやすい形です。

●単所
火口が大きいとそれだけでも重量が…。
登山で背負っていくのはやや辛い場合も。
また、深型鍋をのせる→炎が鍋の外側に→火力を絞る→時間がかかる…なんてことも。

 

 

◆分離型バーナー (大きな鍋を乗せたい場合)

●長所
五徳の直径よりも大きな鍋をのせたい場合はガス缶とバーナーが離れた「分離型」がオススメ。
ガス缶直結のコンロに大きな鍋をのせてしまうとバーナーの熱がガス缶に伝わってしまい危険なので、そのような状況の場合に「分離型」が活躍します。

●単所
ホースやガス缶の取り付け部等、色々パーツが増えるので収納サイズはシングルバーナーの中でも大きめになります。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。初心者の方にとっては、まず「キャンプスタイル」を明確にする事が大切です。大まかに言えば最初はソロキャンプなのかファミリーキャンプなのか程度でも構いません。それだけでも明確になっていれば道具選びも自ずと解ってくるものです。「このアイテムは自分の為にあるようなもんだ‼︎」なんて直感的に思えるような道具に出会えたら購入してみると良いでしょう。大切なのは、自分が「どんなキャンプをしたいか」「自分のキャンプスタイルに合う道具か」、そして道具は使ってみて初めて気付く事も沢山あります。直感的に感じたモノも含め、色々使ってみると良いと思いますよ。この先長い付き合いとなる相棒のようなアイテムを是非見つけて下さい。

 

 

コメント